~IT導入補助金、持続化補助金申請迫る~

第1回:今がIT導入の好機

(公財)横浜企業経営支援財団 IT・IoT技術アドバイザー/ものづくりコーディネーター
山崎 隆

2020/8/21

ある横浜企業よりご相談を受けました。
顧客からの申込みをツールで受け付け、スプレッドシートに展開した上で、メール配信や振り込み依頼、支払い確認等を手作業でやっている。
昨年までは、その件数がとても多く手が回らなかったが、今年になり新型コロナの影響で件数が減った。こうした機会にこそ、パソコン作業の自動化を図り効率化しておきたいというものでした。この社長様は、ITに関しても積極的で、様々なツールを導入されており、将来は、イベント企画の発信やグッズの販売等のシナリオもご自身で自動化を図りたいとのことです。そして、アフターコロナで景気が戻った時には今まで以上に事業を拡大したいとのことでした。

いわゆるRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)導入のご相談です。
確かに、昨年の好景気時で商売繁盛の中、手一杯になっているトランザクションをRPAに移行するとなると、業務に対するインパクトも大きくそれなりの勇断が必要だったかもしれません。現在は、時間の余裕もでき、トランザクション数も減っているのなら、この期にRPAを導入して小さく始めておくことがとても有効だと考えます。
さらに、クラウドへの移行や様々取り揃えられているパッケージソリューションの導入検討も今が好機だと考えます。

さらにこの社長様はIT導入補助金の助成を受ける事も希望されています。
本年度のIT導入補助金ではA類型(補助率:1/2 補助額30万円~150万円未満), B類型(補助率:1/2 補助額150万円~450万円以下)に加え、コロナ対策用としてのC類型-1(補助率:2/3補助額30万円~150万円未満), C類型-2(補助率:3/4 補助額150万円~450万円以下)が加わり大幅な助成が受けられます。
こうした中、私どもでも急ぎ、IT導入支援業者でRPA導入してくれるところを探し、導入検討を進めていただいております。
ちなみに、このIT導入補助金で発表されている最後の公募は、AB分類型8次、C分類型7次で、応募期限が2020年9月30日(水)17:00までとなっており、このコラムをご覧になった方々でも急ぎ準備をすれば間に合うかもしれません。

同じく持続化補助金制度も小規模事業者対象ではありますが、コロナ特別対応型では製造業に関わらず、商業・サービス業も含め100万円まで補助率2/3~3/4、「事業再開枠」として50万円までの全額補助という制度もあり、第4回受付締切が2020年10月2日郵送必着となっています。

振り返って、今までのIT導入相談の内容を思い返してみますと、顧客からのさまざまな注文を受けて、現場の作業指図書を出すためにEXCELで対応しており大変だなどなど、間接的な定形業務でご苦労されているケースが多いように感じます。
もし、上記の社長様のように、業務量が減った場合、今こそITによる業務の効率化を図る良いチャンスかもしれません。

ご検討いただけましたら幸いです。

ContactIoT導入活用に関するご相談、
全般的なお問い合わせはこちらから。