産学連携から見た中小企業のディジタル化

第1回:補助金でIT投資を -アフターコロナのジャンプ!に向けて-

(公財)横浜企業経営支援財団 ものづくり・医工連携コーディネーター
山本 亮一

2020/5/21

1.はじめまして

私、これまで産学官それぞれの立場で仕事をしてきました。その経験をふまえまして「産学連携から見た中小企業のディジタル化」というタイトルで、1年間6回のコラムを担当させて頂きます。宜しくお願い致します。

2.禍福はあざなえる縄の如し

言い古されてはいますが、そんな時代ですね。このコロナ禍で、テレワークなどの働き方改革が、図らずも、大きく進みました。この勢いで、アフターコロナに向けて走りぬきましょう。

さて4月30日に政府の補正予算が成立しました。その中でも「官⺠を挙げた経済活動の回復」という文言が出ています[1]。このコラムが公開される頃には、ものづくり補助金の第2次締切が終わっていて皆さんもよくご存じのとおり、新型コロナウイルス対応の「特別枠」が設けられました。この原資は、補正予算の「中小企業生産性革命推進事業の特別枠創設」700億円というものです。ここから、持続化補助金、IT導入補助金にも予算が積み増されています。まだまだIT整備の投資の好機が続きます。

3.新たなコラボへ

新しい開発へのチャンスという目からこの補正予算を見てみますと、「自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス実現に向けた技術開発事業」3億円や、「産業保安高度化推進事業」20億円などが目につきます。「自動走行」事業では、センサー技術や、配送と自動走行のシステム連携などの開発などがうたわれています。またI・TOP横浜でも、群馬大学との産学官連携で自動運転バスの実証事業が行われました[2]が、横浜市内の「学」、横浜市立大学[3]、神奈川大学[4]や横浜国立大学[5]などでも自動運転の研究が行われていますし、「産」としても、センサーなどで特徴的な技術をお持ちの中小企業さまが幾つもあります。そんな皆さまにも、産学官連携でのコラボのチャンスがあるのではないかと思っています。

4.おわりに

「話題のテクノロジー×大学の研究」という交差点で、中小企業の皆さまのディジタル化の、少し先の未来の行方を感じて頂けるような話題をお届けできればと思っています。

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